材料は1×4材だけ!両面から使える棚(シェルフ・ラック)をDIY

1×4材だけで作った棚をDIYしました!
格子のデザインを採用し、収納ボックスのサイズに合わせた設計です。
リビングにあるソファの後ろに置き、裏にある仕事スペースからも使えます。

格子付き棚(シェルフ)のDIY完成
格子シェルフ完成
目次

材料の加工

使った材料と材料の仕分け

DIYに使う1×4材の仕分け
材料を仕分けている様子

今回のDIYのために、1×4材を20本ホームセンターで購入してきました。材料はこれで全部です。
1×4材(ワン バイ フォーざい)と読み、ホームセンターで安く売っている規格材です。

加工に入る前に材料の仕分けをします。
節が少なく曲がりや反りがなるべくないものを「縦方向に使う格子用」に、それ以外を「横方向に使う棚板用」に使います。
この“材料選び“は、作業のしやすさや仕上がりに影響するので、すごく大事なポイントです!

材料のひき割り・切断

使った道具:丸ノコ・丸ノコ用T定規・丸ノコ用直角定規・さしがね・スケール

格子用の木材を、縦方向で半分にひき割ります。これで1×2材のサイズです。
1×2材は1×4材の半分のサイズなのに1×4材よりも高いことが多いので、これができるとお得です。

さらに半分にひき割ります。これで1×1材(19mm×19mm)になりました。1枚の1×4材から4本の1×1材に加工できます。丸ノコの扱いに慣れていないと危ない作業なので、まねする時は材料を固定するなどして、充分に安全対策を行いましょう。

棚板を必要な長さに切断します。丸ノコがあるとたくさん切る量があってもすぐ終わりますね。
事前に3Dモデルを作って設計してあるので、長さで間違えることもありません。

やすりがけ

使った道具:サンダー・紙やすり(#180#240)・濡れ雑巾

電動サンダーを使用してやすりがけを行い、木材の表面をつるつるにしていきます。自分はDIYの中でもこの作業が一番面白くなくて嫌いですが、この作業をするかしないかで、仕上がりにすごくと差ができます。作品のクオリティのため、サボらずしっかり行いましょう。

やすりがけは次の手順で行いました。
①180番を使って一通り削る。
②濡れ雑巾でけずりかすを拭きとりながら表面を濡らす。
③乾いたくらいに240番のやすりで仕上げ磨きをする。

棚板用の木材はニス塗装をするので、毛羽(けば)立ちを抑えるよう、表面を一度濡らしてから仕上げ磨きしました。

塗装

使った道具:ゴム手袋・軍手・油性ニス(けやき色・ウォルナット色)・容器

着色済み油性ニスを2色混ぜて塗装しました。同じ色でも水性ニスよりも油性ニスの方が安かったので油性にしたのですが、思った色にはなりませんでした。前回水性ニスで塗装した時は大成功だったのですが、水性・油性の違いでこれだけ色が違うのには驚きました。
僕はゴム手袋の上に軍手をして塗装することが多いです。作業性が良く、安価なところが気に入っています。

格子の部分は、オリジナル塗料で着色しました。墨汁・朱墨液・弁柄・水を混ぜたものです。塗料って意外と高いですからね、屋内で使うのであれば着色できればいいのでこのオリジナル塗料も良く使います。
上からワックスや蜜蝋を塗れば光沢がでてかっこよくなるのですが、今回は行いませんでした。

組み立て

使った道具:インパクトドライバー・ドリルビット・皿錐・ビス・木工用ボンド・さしがね・スケール

格子状に並べて、棚板の受けをビス留めしていきます。ビスで留めるときは細いドリルで下穴をあけておきましょう。今回は色が黒いビスを使用したので、濃い色の部分では目立ちませんし、棚板の部分でもデザインとして使用できます。

高さを合わせるために、組み立ててから切断します。

棚板を固定する際は、ビスの頭が埋まるように皿錐で下穴をあけてからビス留めしています。途中の格子材は棚板を固定してから、ちょうどの長さに切ってビス留めします。

途中まで組み立てて車に乗せて家まで移動。現在この作業場所とは別の場所に住んでいます。

仕事スペースの面にはホワイトボードを取り付けます。これを取り付けることで剛性を保つ(グラつきを防ぐ)意味も持たせています。木に下穴を開けるときも鉄工用ドリルをいつも使っているので、ここでも役に立ちました。

ホワイトボードの裏面には和紙を貼り付けます。接着は洗濯のりを塗り、スポンジで気泡ができないように貼り付けました。障子を張り替える機会があって、その時に買ったものが残ってたので今回は洗濯のりを使いましたが、和紙ごとビスで留めるので、固定しやすければ何でもいいと思います。

ホワイトボードをビスで取付けてから、はみ出ている部分をカッターで切ります。

完成

DIYした格子付き棚(シェルフ・ラック)を使用する様子
格子シェルフを使用する様子
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